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それゆけ、地域!

観て、聴いて、感じる!-自分、なかま、地域、地球!

ばいばい頴娃町( ^_^)/~~PART1

この度就職で、22年間住んできた鹿児島県を離れることに。

 

故郷を忘れないように。愛を込めて。

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頴娃という地名は江戸時代から使われているらしい。昔は頴娃郷(頴娃&指宿&開聞、、、)という大きな単位として存在し、頴娃郷の中にある村が少しずつ分立していきながら、合併していきながら、今の南九州市頴娃町がある。私は、頴娃町が合併する前と、知覧町と川辺町と合併した後の南九州市頴娃町を知っている。合併によって、生まれたものもあるだろうが、失われたものもたくさんある。

 

『婦人の家』

農家の人が、農作業が落ち着いた頃に、みんなで寄り合ってお味噌、ともれがあると団子やふくれ、正月前には餅を作りにたくさんの人が集まるところ。管理人のパワフルなおばさん(おばさんと言ったら怒られそうだけどね笑まだ40代前半で見た目が若いから)が常にいて、作業を仕切っている。婦人の家はいろんな集落の人が利用して、いろんな話を管理人さんとするので、管理人さんの情報量は半端ない。

婦人の家は、季節のものが集まる。春にはよもぎ、ゴールデンウィークが終わった頃にはお茶を袋に詰めに、秋には味噌をこしらに、冬には干し大根、餅など。そして、食卓も豊かになる。

婦人の家は、管理人さんのおばさんを求めて、たくさんの人が集まる。何を作るにも機械を使うため、おばさんがいなければ、私たちは機械をさわるのが怖くて何もできない。もちろん自宅で団子やふくれを作る人もいるだろうが、年を重ねるとなかなか全てをするのは大変だったり、手伝いを求めて娘や嫁に声をかけたくても、かけることのできない人もいる。婦人の家に行けば、管理人さんと一緒に作業できるので、とてもありがたい。

でも、もうここにはもうこの管理人さんはいない。合併によって他の町と運営方式をそろえるために、管理人さんをおかないことになった(他にもいろいろ理由はあります)。

 

『青戸中学校』

私の母校。頴娃町には、中学校が3校ある。そのうちの一校である。平成31年度に3校が統合し「頴娃中学校」となる。頴娃町と合併した知覧町と川辺町は、中学校が一校ずつしかないため、合併した時点で頴娃町も中学校が一つになるかもしれないと言われていたが、実際決定となると、とても寂しい気持ちになった。

 

 

ふと「合併ってなんだろう」と思った。隣町同士がただ一緒になるだけなのだろうか。一緒になるといことは、これまでの方式やあり方までも同じにすることなのだろうか。

合併って、それぞれの文化や大切なものを知ろうとしてくれたり理解しようとしてくれたりする仲間がお互いに増えることであってほしいと思う。自分の大事なものだけを主張するのではなく、相手が大切にしているものにも耳を傾ける。正直にいって、母校が統廃合するってなる前は、頴娃町だけを見ていたけど、統廃合の話が固まってからは、知覧や川辺でどんどん廃校となっていく小学校の存在を知り、その小学校のことをもっと知りたいって思った。

 

しばらくの間、地元を離れるわけだが、これから南九州市がどのように変わっていき、変わっていかないのかとても興味深いところである。

 

PART1はこの辺で。

by 木兆